OLEのアドレス帳をOS Xのアドレスブックへ移行する

【はじめに】

Mac OS Xになってから、MSは、Mac版のIEおよびOLEの供給を終了した。
Mac OS XにはSafari(ブラウザ)およびMail(メーラー)が付属するので「もは
やMSの出番はない」というなら殊勝だが、現実問題として、十年近くをかけて
開発されたものと昨日今日出たブラウザ&メーラーの実力を考えれば、これは
「MSの嫌がらせ」としか思えない暴挙である^^;

さて、ヘボなメーラーとは言え、せっかくAppleが作ってくれたものだ…そのう
ちどうにかなるだろうと、使いはじめてみたが何と「Mail」そのものにアドレス
の移行機能が付帯していない事が分かった(愕然;

Mac OS Xには「アドレスブック」なるアプリが付属している。これは今流行り
(らしい?)のvCARD/LDIF方式を利用したデータベースで、今まで各種アプ
リがバラバラに行っていたデータ管理をひとまとめにしようという壮大な計画
だ。(う〜む、ひとまずは「凄いぞアップル!」と褒めておこう^^;)

ところが、この「アドレスブック」なるアプリには致命的な欠陥がある。何と
「vCARD/LDIF以外は読み込む事ができない」というものだ。タブ区切りテキス
トやCSVも駄目って…本当かよ^^;
vCARD/LDIFは、そうマイナーな形式ではないが、サポートしているアプリはま
だまだ少ない。事実、後述する「Web上でCVSをvCARDに変換する」なんて
ツールがあるくらいだ。みんな相当困ってるんだろうな…僕も困った^^;

参ったねこりゃ…そう言えば昔、システム7(漢字talk7.1)の頃、Macで扱える
画像ファイルはpictだけだったよな…あの頃が戻ってきたのか?そーかAppleは
初心に帰ったか!?
(う〜む、ここでもう一度「偉いぞアップル!」と褒めておこう^^;)

ともあれ、アドレス帳と言うものは案外大事なものだ。僕場合、大多数のお客
さんとはメールでしかやり取りしていない=アドレス帳がなくなったらお客さん
に連絡が取れない…ひどい経営者だなあと笑ってくれ。しかし、案外こういう
ケースは多いと思うよ^^;

さてさて前置きが長くなったが、Outlook express(Mac OS 9)の「アドレス帳」を
Mac OS Xの「アドレスブック」に移行する「いち方法/手順」について書く。

【手順】

・Outlook express(Mac OS 9)を起動
・ファイル>アドレス帳のエクスポート
 →エクスポートされたファイル(たいていはCSV)が生成される
・エクスポートされたファイルをテキストエディット等のエディタで開き、全て
を選択してからコピーする
・↓下記サイト(英語)を開き↓簡単な三つのステップでvCARDのソースコードを生成
CSV to vCard
 step1:エクスポートされたファイルの全文をフィールド内にペースト
 step2:対応するアイテムを選択
 step3:フィールド内にvCardのソースコードが表示されるので、テキストエ
 ディット等へコピー&ペースト
・テキストエディット等で保存(拡張子は.vcf)
・保存されたvCardのファイルを、アドレスブックへ重ねる(ドラッグ&ドロップする)
※文字コードが適切でないと文字化けする。今回は「unicode(UTF-16)」を選
択する事でうまくいった^^v

【ひとこと】

未だに賛否両論の分かれるMac OS Xだが、旧システムからの移行についてのサ
ポートが貧弱すぎる。僕はPC初心者ではない。かつMac初心者でもない。しか
しながら上記の情報にたどり着くまで約一か月を要した^^;
ようやくたどり着いた情報が、善意の第三者によるツールを介在するものという
のが爆笑モンである

そもそもOLEのアドレス帳自体が汎用性に乏しい扱いにくいものであったので、
今回vCardで管理できるようになったのは歓迎するべき事態だが、OS 9ユーザの
ほとんどがOLEを使っていたであろう事(システム標準で付いているんだから)
を考えれば、移行用ツールを用意していないAppleのなんとAppleらしい事だろ
う…素晴らし過ぎる…

Appleさん、僕はどこまででも付いていきます…ってか、ここまでやったら戻れ
ないっつーの^^;;;

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それでも僕はMacを愛している

副題:Macユーザ「だめんずウォーカー」論

Macと一緒になって十年近くが経つ。今まで、公の場所でMacについて書く事は
しなかったが、今回ばかりは自分とMacの関わりが如何に大きなものだったかを
思い知らされた。よって、世のため人のためにはならないかもしれないけれど
も、ここは一つ自分のために書いてみる事にする…

愛機、Macintosh ibook700の退院から早10日、未だにPC環境が安定しない。
それは、そう噂のOS Xを入れてしまったからだ^^;
今回の入院理由は「くらっしゅ」だったので当然HDDはきれいさっぱり、ならば
…と、テストのつもりで構築しはじめたOS Xに見事に嵌った^^;

何しろ、今までの経験が殆ど役に立たない。Winの自作を始めた頃よりもっと分
からない…自分がPC初心者に戻った感じである^^;

ブラウザが文字化けする。アドレス帳が移行できない。日本語入力はメーカーが
未対応…よくこれが商品になっているなあと…
様々なMac関連のコンテンツを読んでも、手放しで褒めているものは一つとして
なく、大半が「Appleはユーザを無視している」の大合唱である^^;

聴け!この悲痛な読者の声! アップルはユーザーを無視して生き残れるのか?

だが、よくよく考えてみると…これがWinなら(Meがそうだった様に)とうの昔
に見放されてはいないだろうか?黙って他の選択肢に宗旨替えするだけではない
のか?実際、10日も業務が停滞するようなOSなぞ、存在理由は無いに等しいか
もしれない…

かつて、そして将来もMacユーザは、常にAppleに付いて行くだろう。一時的に
「さらばMacintosh」とか言っても、完全に手放す人は稀で、例えば職場の環境
は全てWinに変えて、自宅用のDOS/V機も購入しがら、数週間〜数カ月後に
は、やはり自宅にMacを迎え直すケースが多い。子供の麻疹みたいなもんだ^^;

MacユーザはMacを愛している。愛しているから不満を堂々と口に出し、何とか
(Appleとのそれではなく)愛機との関係を良くしようと努力する。善意のフ
リーウェア作家が製作したパッチを継ぎ接ぎながら、ボロボロになるまで使い続
けるのだ…

これは人間関係における、別れられない男と女…みたいなモノなんだろうな。
悪い女に引っかかった男が、幸運にも別れる切っ掛けができても、すぐに元の鞘
に収まるか、さもなくばまた同じ種類の悪い女に引っかかるのだ。

悪女の深情け…という言葉があるが、Macは…確かに情が深いなあと思う^^;

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