神流川のボルダー

二子からほど近い、群馬県上野村に源流を発する「神流川」には、その流域沿い
に幾つかの興味深いボルダーがある。

今回(2005/5/3)は、僕の実家の直ぐ近くにある二カ所で遊んでみた。
いずれも岩の規模が2m足らずと小さいため、SD(sit down)の限定だが、初級者に
も、そこそこ楽しめると思う…


【エリア名 】赤岩エリア
【所在地  】群馬県多野郡神流町小平字赤岩
【ボルダー名】Green spectacles
【ルート名 】ビスケットフレーク(5級※SD)
【設定/初登】黒澤と@猫の森
【クライマー】ゆりちゃん奥さん@猫の森

【コメント】この「Green spectacles」には、他にも「左稜線(9級)」や「座れ
ば初段?(6 級)」などがあったが、「左稜線」は冠水。「座れば初段?」は下
地の変化により現在では(推定)有段クラスになってしまった。力あるボルダラー
の来訪を望む^^;

【岩場発見のための不親切ガイド】所在地は、群馬県多野郡神流町小平。

…神流町役場からR462を約 4kmで「小平」となる。理容院「クロサワ」の先の大
きな橋を渡らずに右に分かれる旧道を行くと、道の左に三軒ほど民家が固まって
おり、これが「赤岩」と呼ばれる集落である。
この集落の外れで、道が極端に細くなる手前から、河原に降りる「かすかな踏み
跡」をたどる。旧道から50m程。ボルダーは、高さ 2.5m、幅 5m程で、本流側に
「二つの目玉様のルーフ」を持っている。


【エリア名 】丸岩エリア
【ボルダー名】お雛粥
【ルート名 】evolution(5級※SD)
【たぶん初登】ゆりちゃん奥さん@猫の森*^^*v

【コメント】群馬のボルダーで誰もが知ってる秘密の岩場「丸岩」の片隅に見つ
けた小さなボルダー。整地からブラシ掛けまで小一時間かけてやっと登れるよう
になった^^;この日は、これ一本に終わったが、トラバース系の課題などまだ
まだ追加可能^^

なお、丸岩そのものは原則登攀禁止だが、下部のボルダリングに関しては黙認さ
れているようで、トラバースを試みたと思われるチョーク痕がみられる。完全ト
ラバースが達成されれば有段クラスかもしれない^^

【岩場発見のための不親切ガイド】所在地は、群馬県多野郡神流町魚尾。

R463が R299に合わさる数キロ手前。左岸の河原に高さ15m程の巨岩があり、これ
が丸岩。お雛粥は、その50m 程下流のやはり左岸にある。

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クライミング通信講座

まず、はじめにクライミングジムへ行こう。何処のジムでも構わない、良いジムに巡
り会えれば早く強くなれるし、悪いジムに当たれば我慢強くなる…そう、この「強く
なる」がこれからの話では大事だ…

ジムではボルダリング以外やらなくて良い。ボルダリングが上手くなれば、自然に仲
間が増える。仲間が増えれば「一緒に外壁行こうよ」とか「ルートもやろうよ」とか
言ってくれるヤツが必ず現れる。そう「上手くなればパートナーは向こうからやって
くる」の法則だ^^v

初日:ジムのスタッフに「ボルダーだけやりたいんです」とか言って、そのジムのボ
ルダリングを一通り触らせてもらう。ボルダーには10級からあるから、10級が出来た
ら9級、9級が出来たら8級…と、どんどんグレードを上げていく。

ここで仮に8級の課題が3本あったとしよう。そのうち一本が出来ればOKだから、すぐ
次の一本へ行こう。出来なかった課題には拘らないで良い^^v

こうして7、6、5級と進んでいくウチに、どうしても「一本も出来ない級」が出てく
る。そうしたら(この日だけは)気にせず上の級を触ろう。そうして、4級、3級と進
んでいくウチに「一手も出ない級」にブチ当たる筈だ。それがはっきりするまで頑張
ろう。この日の目的は「自分の限界」を探すことにある。

第二回:初日に頑張った君は、たぶん2〜3日まともに箸も握れないはずだ。最低でも
「中三日」は休もう。この「中三日」が、今後の指針である。

まずは初日に出来た一番易しい級から取り付こう。これは落ちちゃっても良い。アップなんだから^^;
次に初日に出来た一番難しい級に取り付こう。これも落ちちゃって良い。これもアップなんだから^^;;

その次、初日に出来た一番難しい級の「一つ上」を触ろう。これは…運が良ければ出
来るかもしれない。出来たらその上の級を触るとして、出来なかったらとにかく「ス
タートから三回」触ろう。
三回触っているウチに、その課題が出来る事があったら、その上の級を触ろう。
とにかく「出来ない課題を、スタートから三回触る」のが当面の目標だ。これをやる
だけで君は確実に強くなれる…

出来ない課題を三回触ったら、後は自由にトレーニングすればよい。易しい課題をゆっ
たり楽しんでも良いし、もっと難しい課題を頑張っても良い。ただ最後…もう腕がブ
ラブラになってから、一番易しい課題を触ることを忘れずに…これが意外に大事だ^^

第三回:アップは第二回と同じようにやろう。そして「出来ない課題をスタートから
…」これも同じだ。そして、この日からは「出来ない課題の二つ上」を触ろう。

8級が出来れば10級のムーブは完璧になる。同様、4級が出来れば6級は完璧…逆に4級
を100回登っても4級は上手くはなれない。4級を上手くなりたかったら2級を触ることだ^^!
まあ、始めて三回目で…普通の人は5級が出来れば上の部類だろう。早晩4級をやるこ
とになると思うが、このとき「5級が出来た人は3級を触る」というのが4級を早く落と
すコツなんだ。

始めたばかりの人にとって、3級の課題は厳しいから、ことによると離陸も出来ないか
もしれないけど、3級と言っても全部が全部同じ難しさではないし、自分が得意な課題
とそうでない課題はあるので、なるべく手数が続きそうなヤツを三回やること…

第四回以降:

ここまで頑張った君は既にいっぱしのボルダラーだ。あとは…

・アップを必ずすること
・自分にとっての「課題」をスタートから三回やること
・自分の限界+2級上をスタートから三回やること
・クーリングダウンに、一番易しい課題をやること

…これを毎日続けることだ。

本当は毎日でなくとも良いんだが、人間には煩悩がある。例えば「週3日」とか言って
も、それが目標では2日か1日か、非道い場合は一日も行けなかったりする。そう「行
ける日は全部行く」くらいでちょうど良いんだ。まずマンスリー(月決め回数券)を
買おう^^!

そして、出来る出来ないは関係ない。毎日行って、触っていれば必ず日々進化がある。
進化の速度は大体こんな感じだ…

・10〜6級…始めてから三週間
・ 6〜4級…三週間毎に1級
・ 4〜3級…4級が出来るようになってから三ヶ月

例えば、今現在、あなたが全くの初心者で、初日に7級まで出来たとする。
三週間後には6級が出来るようになるし、その三週間後には5級が、そのまた三週間後
には4級が出来る。ここまで合計9週間…だいたい二ヶ月〜三ヶ月だ。
ここから3級まで三ヶ月だから、全く始めての人が最初に3級を出来るようになるまで、
計算上は半年で充分だ。

3級が出来るようになると、どんなジム(アウェー)へ行っても5級で落ちるようなこ
とはなくなるから、アップが終わればいきなり4級から始められる。何処へ行っても楽
しむことが出来る最低限度の実力…それが「ホームでの3級」って事だ。

後は、経験あるインストラクターに時々トレーニングを見てもらうと良い。
毎日行っている人なら週に一回。週2〜3回の人なら月に一回程度、自分のトレーニン
グのやり方や、やっている課題を見てもらうと効率よく強くなることが出来る。

大事なこと…力と技では文句無く「力」を優先させることだ。
ルートと違って、ボルダリングの級は「難易度」が全てなので、例えば「3級にはこん
な大きな(良い)ホールドは出てこない」とかいう暗黙のご了解が必ずある。そう、
力(ちから)を先行させないと、グレードは必ず行き詰まるんだ^^;

最後に、怪我を恐れないことだ。クライミングって行為は危険な行為だ。死ぬことだっ
てあるし、小さな怪我は日常茶飯事だ。
怪我をしてクライミングに復帰出来なくなる事…滅多にないことだが、こういう事が
あったとしたら「嗚呼、自分はクライミングを続けることが出来なくなったお陰で危
険要素が一つ減ったのだ」とプラスに考えればいい。世の中にはクライミングと同じ
くらい楽しい遊びが沢山ある。クライミングより楽しい遊びがあるか?どうかは疑問だけどね^^

ともあれ、健闘を祈る。質問や相談はメールで下さい^^/
メールの宛先:catsforest.kurosawa@nifty.com

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【速報】二子山(弓状)の事故について

二子(弓状)で事故があった。少々フライングだが、現時点で集まって来ている情報
を書いておく。大事なことなので、しっかり読んで欲しい…

> 転落事故:東北高1年生、岩場で転落死−−埼玉・小鹿野町の山中 /宮城
>
> 15日午後5時35分ごろ、埼玉県小鹿野町河原沢の二子山の東岳(標高1122メー
> トル)で、仙台市太白区青山2、東北高校1年、星智之さん(16)が、岩場でロッ
> ククライミング中に約120メートル下の谷底に転落、頭を強く打って間もなく死亡
> した。
>
> 県警小鹿野署の調べでは、星さんは同日午前10時ごろから、ロッククライミング仲間
> の東京都立川市の男性会社員(50)と2人で、20〜30メートルの高さのがけで
> 登り下りをしていた。命綱のザイルの結び目がほどけた可能性があり、事故原因を調
> べている。【斎藤広子】
>
> ※毎日新聞 2005.03.17 地方版/宮城 21頁

> 2005年03月16日(水)
> ロッククライミング中、高校生滑落死 埼玉・小鹿野
>
>  埼玉県小鹿野町河原沢の二子山東岳(標高約1120メートル)で15日午後5時
> 35分ごろ、ロッククライミングをしていた都内の会社員の男性(50)から「仲間
> が滑落した」と119番通報があった。小鹿野署山岳救助隊と消防隊員が駆けつけた
> ところ、同日午後7時20分ごろ、仙台市太白区青山2丁目、私立高校1年星智之さ
> ん(16)が死亡しているのを発見した。
>
>  同署の調べでは、星さんはがけを登る途中に過って滑り、腰に付けた「ハーネス」
> と呼ばれるベルトと命綱との結び目がほどけ、約120メートル下の岩場まで落下し
> たとみられる。
>
>  星さんはロッククライミングを通じて知り合った都内の友人宅に4〜5日前から泊
> まりに来ており、この日は通報した男性と、午前中からロッククライミングをしてい
> たという。
> (Goo ニュース/朝日新聞)

ルートは「唐獅子牡丹(5.13b)」であったと聞く。
事故の原因は各紙とも「調査中」とあるが、状況から「結び忘れ(※)」であった可能性が高い…

亡くなった星君は、他にも「任侠道(5.12d)」「ミクロコスモス(5.13a)」などの
記録を持つ実力ある若手だったと聞く。言い換えれば「結び忘れ」がどういう結果を
招くのか…知らなかったではすまされないレベルの人である…
(※ハーネスにロープを結ぶとき、何らかの理由で結束が完全でないまま(多くはルー
プに通しただけで)登り始める事。結んでいる最中に他から話しかけられたり、他の
ことに注意が向いたりした場合に起こりうる)

ビレイヤーも無念だっただろう。どうすることも出来ずに墜ちていくパートナーを
看ている事しかしか出来なかったのだから…

この事故の第一報は旧知のクライミング仲間からいただいた。 今や5.12+クライマー
である彼女からのメールを(なるべく原文のまま)引用する…

> だれしもこの手のことはやってしまう…とかんがえていいだろう。
> あたしの最近のポカはハーネスマジックテープだけ止めて、ロープはしっかり結んで
> た。登ってる途中きがついて片手でバックル通しおりかえした!お〜こわっ!
>
> ビレイヤーがクライマーに毎回指さし点呼してあげる。
>
> 『結び目よ〜し』
> 『折り返しよ〜し』…そして自分の
> 『ビレイよ〜し』
>
> で声に出して確認!たった3つ!どんな先輩がのぼる時も言ってみよう。

簡単なことではないか。たった3つを「指を指し、声に出して確認する」だけだ。
これだけのことで、大切なパートナーを死なせずにすむかもしれないのだから…

【追記】

この種の事故は「あってはならない」とされるものの、事実頻繁に起こっており、誰
しも叩けば埃の出る身体であろう…そう、僕自身も似たようなドジを踏んだ経験があ
る。ここで問題なのは、亡くなったクライマーが未成年、しかも高校生一年生であっ
た…ということだ。

山は高校生だろうが小学生だろうが、手加減してくれない。やるべき事をやらなけれ
ば次の瞬間に人生が終わる…大人はそれを承知でクライミングしている(はずである)
が、しかしながら人格的にも未成熟な、社会に羽ばたく前の子供が、はたして其処ま
での覚悟をもって岩場に向かっているのだろうか?

今後も、星君に続く若いクライマーが大勢現れることだろう。我々オールドクライマー
は否応なくその現実と向き合わねばならない。早晩、岩場に押し寄せて来るであろう
次の世代を担う子供達の命を、クライマー社会みんなで大切に守って行かねばならな
いと感ずる…

最後に、星君の短いクライミング人生は、多くのクライマーに警鐘を与えてくれた。
彼の尊い犠牲に敬意を払いつつ、謹んでご冥福を祈りたい(文責・黒澤敏弘)

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【映画】運命を分けたザイル

【予告編】運命を分けたザイル

たぶん、今まで見た山岳(をテーマにした)映画の中で、最も良く出来ていて、真実
に近い…否、これ以上の山岳映画は出ないだろうな…と思わせる作品。
実際の記録を元に、時代考証(※1)までしている点、技術に殆ど矛盾が無い点など
「あら探しをする必要のない山岳映画」を初めて観た思いだ^^☆☆☆
(※1例:確保で用いられているバネ付サレワ環や、オーバーフィットゲータ等は、
1980〜1990年代の銘品で、現在では殆ど使われることはない。他にもかなり細かな点
まで「その時代の登攀用具」に拘っている。この点でスタントは困難を極めただろう^^;)

ところで「ザイル(紐)…はドイツ語」であり、原作はイギリス人の稿である。
敬愛する英国クライマーおよび、英国山岳協会の名誉のためにも、以下、本稿では
「ロープ」と表現する。

--

さて、この映画の見どころは「二人が生還するか否か」である…

南米という気象条件の劣悪な地域での6000m超峰、しかも成功例の無いバリエーション
ルート…この価値は、高所登山を少しでも囓ったことのある人なら分かりすぎるほど
分かるはずだ…

それ(シウラ グランデ・北西壁)に挑む事自体素晴らしい登攀(クライミング)だ
し、成功すればより素晴らしいのだが、どのような素晴らしい登攀も「生還しなくて
は成功とみなされない(※2)」のである。
この事は、一見、遭難とは無関係なフリークライマーも認識して欲しい。
あなたが完登したルート…それが仮に世界最難ルートだろうが「下降の途中で墜落死
すれば、それは完登したとは認められない」という事実である。
(※2アルパインクライミング…特に、高所登山の記録は「ベースキャンプまで(自
力で)生還したか否か」に尽きる。その意味では、1983年の吉野寛、禿博信両氏、1996
年・エベレストで遭難死した難波康子さんのケースもも成功とは認められない。なお、
フリークライミングにおけるベースキャンプとは「大地に両足が着き、安定した瞬間」と解せる)

運命を分けた…のは、ジョーを下ろす方法として「45mロープを二本繋いだ」点だっ
た。山岳映画でよく見られるロープ切断シーンだが、切断した後、自己に充分な長さ
のロープが残っていなければその後の脱出は困難を極める。サイモンはロープを切っ
たが、それにより「双方に脱出に最低限度必要な長さの」ロープが残った事だ。

手元に45mのロープが残っていなければ、サイモンは壁から脱出することが困難だった
だろう。仮にサイモンが死んでいれば、(ジョーが生還したとしても)ジョーは救出
されたかどうか危うい。またジョーの手元にも同様、ロープが残されていなければ
「奇跡の回廊」を発見することは出来なかったはずだ。

ジョーがクレバスから脱出した後の行動については(高所の)氷河というモノを知ら
ない人には理解できないと思う。氷河は…技術的にはさして難しくないモノの、とに
かく「悪路」である。そう、表丹沢の易しい沢登りのルート…あれよりもっと歩きに
くい道が、ベースキャンプまで延々と繋がっているのだ…しかも降りでね^^;

あと、ジョーにとって幸運だったのは、骨折箇所が大腿骨という(生命には直結しな
いが)苦痛が大きく容易には動かせない場所だったことだ。

極限状態で死を迎える人間の多くは発狂するという…
脱出時、特に救出寸前にジョーは錯乱する。大抵の人が、この錯乱でとんでもない行
動(闇夜の氷河や岩壁を全裸で走り出し、転落死したり凍死したりする)に出て最期
となるが、彼の場合、錯乱で走り出そうにも、骨折の痛みで「そのたびに正気に戻る」
事が出来た…ある意味怖ろしい。生への執着…ではない、発狂すら許されない環境だっ
たということだ…

ラストシーン前の、ジョーとサイモンが再会した場面で。不覚にも落涙してしまった。
それは、ジョーが生きていて良かった…ではなく「二人の記録が完成した」事への祝
福の涙だったことを付け加えておく…

追記:某ブログに、この映画への疑問が投げかけられていたので解答しておく

>どうして、スリング2本だけしか持ってなかったんだろう?とか、使えなくなった足の
>アイゼンって外しちゃったほうが引っかからないし、軽いし良いんじゃないか?とか
>(本当はどうするのが正しいんだろ?)、んな事ばかり気になって、「あの生に対する
>執着が。。。」なんて感想は、全然、思いつかなかったのである。

例えばフリークライミングで、ヌンチャクを8本にするか6本にするか悩むのと同じ事
だ。読みが当たれば軽さが幸いするし、読みが外れれば怖ろしい思いをする。
同様、アルパインクライミングに於いては、その都度その都度で、必要とされる装備
は刻々と変化するので、特にこのような難しい登攀に於いては「装備を捨てていくこ
とは良いことではないけれども、それが登攀の価値を貶めるものではない」とされる。

さて、アルパインクライミングに於いては、しばしば登攀の成功…という大義の前に
は生命すら最優先事項ではない。だいたい、あの巨大な壁にアルパインスタイルで挑
むなら「退却に充分な装備を携行すること自体が不可能」である。抜けられなければ
(ある程度の確率で)生き延びられない…これがアルパインクライミングの本質なんだ。

アルパインクライミングを志す諸君へ>

アルパインクライミングをやるって事は…程度の差こそあれ「いつかはこういう目に遭う」って事なんだよ^^

まとめると、登攀が終了した時点で。退却は想定していなかった…スリングは自己脱
出用の二本を残して捨てたんだろう。それを落とした時点で命を落としたのも同前だっ
たはずだが、結果的には「怖ろしい思いをした」で済んだ。彼らは今でもクライミン
グを楽しんでいるのだから…^^

最後に、これよりだいぶ前の時代の人だが、僕に英国クライマーの魂を伝えてくれた、
故コリン・カーカース氏に、この稿を捧げたい。

あなたの後輩は南米で、実に良い仕事をやり遂げた_^^_

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比叡山・I峰南面・第一スラブ

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比叡山・I峰南面・第一スラブ登攀ルート図^^

【日 付】2004/12/6(mon)
【ルート】比叡山・I峰南面・第一スラブ(亀の甲スラブまではノーマル。以降はスーパー)
【所在地】宮崎県東臼杵郡北方町
【設定/初登】1961/9/23・三澤澄男、佐藤徳守、竹野正人(ノーマル)
       1980/6/01・三澤澄男、八木正(スーパー)
【内 容】8P,290m(最高グレード=5.9+)
※グレードや各ピッチ間の長さについては、実際に登ったときの感覚を優先した。
記憶の曖昧な部分については、従来のトポを基本としている。
【人 員】黒澤と&ゆりちゃん奥さん@猫の森
【撮 影】黒澤と@猫の森 by F505iGPS(960*1280(SXGA))

【記録】

写真:各ルートの分岐にある明瞭な指導標。す…凄い^^;

1P目:明瞭な指導標のあるテラスから登攀開始(11:15)。緩いフェースを快適に登っ
ていくと、傾斜のきつくなる辺りにピンがあり少し迷う。左のブッシュへ逃げるのが
正解のようだが、トラバースのライン上にある「大きな倒木」が気になる。おそらく
今年の台風の所為だろう。直上してもバンドがありそうなので構わず登る。

写真:1P目の取り付きの、ゆりちゃん奥さん@猫の森*^^*まだまだ元気いっぱい^^

右上にアンカーが見えてくるが、おそらく第2スラブのモノだろう、容易な水平バンド
をたどりブッシュ帯に這い上がると2Pの開始点が見える。ロープの残りが少なそうな
ので立木にアンカーを取りセカンドを迎える。

2P目:見上げる顕著なリッジへ、倒木や浮き石で少し荒れた様子だ。傾斜が強くなる手
前のアンカーでピッチを区切る。

3P:威圧的なリッジだが、ホールドスタンスは豊富。少し登って傾斜が強くなった辺り
で不安定な岩があり、ムーブもそこそこ難しいのでフレンズでプロテクションをとる。
快適に高度を稼いで、亀の甲スラブのアンカーが見えてきた頃突然「あと5m!」とコー
ルがかかった^^;
んな馬鹿な(笑)トポには45mと書いてあったし、他に適当なアンカーも無さそうだっ
たのに何で足りねぇんだぁ〜と嘆いても始まらないので…
「ビレイ解除して良いから目一杯伸ばせ!」とコールして強引にひん伸ばし(汗;
なんとか自己ビレイだけはセット。このピッチで確保器を落としたパートナーは、以
下全てのピッチを肩がらみでビレイされる羽目になる^^;
落とし物をしてしょんぼりしてるパートナーを慰めながらテラスで遅めの昼飯^^

写真:亀の甲スラブ取り付きより…矢筈岳の威容が素晴らしい^^☆☆

4P:亀の甲スラブの登攀。右のジェードル状から取り付き、レッジ状のバンドへマン
トリング気味に這い上がる。そこからは易しいスラブをたどると、大きな立木のある
ブッシュが見えてくる。あそこで切るのかな?と思っている手前でアンカー発見。
残りは10m弱ということなのでここでピッチを切る。

5P:ノーマルは右へのトラバースだが、時間も押しているし、グレードも大差ないの
でここからは全てスーパーを登ることにする。快適そのものの登攀で10mも登ったかな
と思ったところでアンカーが?振り返ってみると凄い高さまで来ている。結局このピッ
チはノーピンで25m伸ばしたようだ…^^;

6P:ここも至って易しい。快調に高度を稼いで、第2コブ岩下のアンカーに至る。

7P:パートナーは肩で息をしている。無理もない、ここんところゲレンデのフリー
クライミングばっかしだったモンな^^;

バテているパートナーのために、少しでも易しいラインをとりたかったが、ノーマル
とおぼしきラインはブッシュに埋まっており、残地スリングが垂れている左の岩はど
うやら派生ルートの模様。少し考えたが、ラインが明瞭なスーパーへ取り付く。

ジェードル状から一段上がり、フレークを抱っこして左の悪いクラックをたどり、残
置ピンにクリップしたところで少し詰まる。小川山なら5.9程度のスラブだが一歩が悪
い。 A0も考えたが、ここまで全てオンサイトで来ているので、最後まで拘ることにす
る…
右に少しトラバースし、カンテ状に膨らんだ箇所を越える。その前のピンの効きは悪
く、しかもランナウトしているが、そんなことは百も承知^^;
慎重に左へ戻り正規のラインに合流。初登者のラインとは違うかもしれないが、
初見&ノーテンションで見つけたムーブなんだから赦してもらえるだろう^^;;

傾斜の落ちたフェースを行くとアンカーが見えるが、直上はブッシュが煩そう^^;
折角ここまで頑張ったんだから、最後はすっきり終わりたい…ロープの流れが悪くな
るのを承知で左へ5m程トラバースしノーマルへ合流。

8P:快適ってか、全く易しいスラブをたどると顕著なピークが見えてくる。一番高い
ところまで上がったが絶壁で切れている。一段下がって立木でセカンドを迎えがっち
り握手(14:30)^^v

写真:終了点直下の、ゆりちゃん奥さん@猫の森・バテバテ^^;この後、結構恐ろしい罠が…^^;

【ところで】

核心はこの後に待っていた。終了点から先の踏み跡が結構悪く、登攀から解放された
と思っていたパートナーは嵌りまくりで半泣き状態;_;
彼女のレベルではロープを出した方が無難な箇所が何度も出てきたが、時間が押して
いることもあり、心を鬼にしてノーザイルで頑張らせる。
この種の箇所は一度でもロープを出すと、ノーザイルで歩くのが怖くなる。これは誰
もが通る道!こういう場所を頑張ると精神的に強くなれる!ゆりちゃん奥さんガンバ!^^;;

幾つかのピークを越え、パートナーの精神状態がブチ切れる寸前で、左から一般登山
道が上がって来る。決して良い道とは言えないが、少なくとも転落の恐怖からだけは
免れた^^;
何時終わるともない悪路が平易な登山道となり、沢音が大きくなった頃、千畳敷が見
えてくる。車道からのエンジン音がはっきり聞こえる。登攀は終わった…^^;;

【テクニカルアドバイス】

ギアは、ダブルロープ。スリング長短各5〜10本。カラビナ各自10枚。クイックドロー
各自4〜5本。ハーケン/ボルト類は不要だろうが、フレンズ&ROCKS各1セットはある
と心強い。

今回、持参したクイックドローは12本だが、うち6本はフレンズと組み合わせていたの
で、実質は6本で足りたことになる。各ピッチは平均30m以上だから、目一杯使ったピッ
チでも平均ランナウトは5m以上。当然、難しい箇所には多めに出てくるので、易しい
箇所だと10m以上ランナウトするところも珍しくない^^;

花崗岩は、フリクションがよい…この事はロープの流れが悪いことをも意味する。
ロープの流れが悪いルートというのは、思わぬアクシデントが起こるモノ…ナチュラ
ルプロテクションは勿論、岩角やブッシュなど、各自の技量や経験に応じてランニン
グビレイを工夫されたい…

第一スラブに関しては、凹状箇所が殆ど無いのでヘルメットは特にその必要を感じな
かったし、今回は被らなかった。ただ、不安定な箇所や浮き石などが皆無ではないの
で、特に先行パーティーがいる場合などは被った方が無難だろう。

ルートファインディングは明瞭かつトポ通り。ルートの分岐点には明瞭な指導標があ
り、ルートファインディングを容易にしてしまってはいるが、この岩場を愛する岳人
の情熱を感じる…

参考トポ:比叡山ガイド

【下降路】

終了点から先は、忠実に稜線をたどる。易しいがミスが許されない露岩帯を20分ほど
で左から登山道が上がってくる。
一般登山道と合流するまでは気の抜けない箇所の連続であるので、初心者を含むパー
ティーは安易にザイルを解くべきではない。所々、コンテで通過するためのモノと思
われるボルトが打ってある^^;

【岩場までのアプローチ】

最寄り駅は高千穂鉄道の「槙峰」で「高千穂」または「延岡」が起点となる。
「槙峰」からはタクシー(※)15分程度で、岩場の取り付きとなる車止めに至る。
※あさひ観光タクシー:0982-48-0004

駐車場周辺には、きわめて分かりやすい指導標があるので、大まかなトポがあ
れば、取り付き迄は迷うことはないだろう。

高千穂/延岡へのアクセスは以下の通り…

博多〜高千穂(高速バスで3時間30程度・片道3,910円)
博多〜延岡(高速バスで4時間30程度・片道4,830円)
宮崎空港〜延岡(JR日豊本線・特急で、約1時間20分)

さて、ぶっちゃけた話、現地(北方町)では車がないと移動も買い物も出来ないので、
よほど時間のある人以外はレンタカーの利用を勧める。
レンタカーは延岡駅に駅レンタカーなど数社がある。宮崎全般に言えることだが、幹
線道路の渋滞が非道く、特に宮崎市周辺の渋滞がひどい。レンタカーはなるべく近く
の駅で借りるようにしないと、帰りの飛行機などでえらい目に遭う^^;

【宿泊】

泣く子も黙る「鹿川の庵」の利用が興味深い?^^;
この「庵」は、有志の共同出資で建設&運営されているが、公共の宿ではないので、
礼をもって接すること。また、利用に当たっては紹介者が必要なので、九州の山関係
のHPを当たってみるのが良いだろう。
とは言っても、ここに集う人はみんな山屋さん。基本的に「他人様の家に泊めていた
だく」という態度で訪問すれれば、快く迎え入れていただけるはずだ。難しい事はな
い。ただ一言「…から登りに来ました。今日は泊めて下さい」こう言えばいい^^

【登攀を終えて】

今回は、一人の先行者にも遭わず、全てのピッチをオンサイトでリードし、結果的に
オールフリーで抜けることが出来たのはとても嬉しい。限られた時間の中で得られた
結果としては上出来だろう。惜しむらくは、一本の残置支点おも使わず、全てを自然
物とナチュラルプロテクションで完登出来れば最上だっただろう…否、このルートは
その可能性を充分に示唆してくれている^^

この登攀に於いて、畏友・藪山澤好さんからは、そのHP『藪山澤好の空間』他で、
現地の貴重な情報を賜った。
また常日頃、比叡山を愛し、地道な整備活動に勤しまれる「鹿川の庵」メンバー始め
地元クライマーの皆さんには誠に頭の下がる思いである。勿論、初登者であり、今な
お庵の先頭を牽引される三澤澄男御大には深く敬意を表したい。

最後に、辛抱強くビレイしてくれたパートナー・ゆりちゃん奥さんに、最大級の感謝
を捧げ、この稿の終わりとする。いつの日かまた、九州の岩場を登る機会に恵まれる
ことを心より熱望する_^^_

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広沢寺の岩場の現状について

広沢寺の岩場、特にその正面壁は、高差50mというスケール、難しさ(5.6〜5.7が中
心)等に於いて貴重な岩場である。僕はこの岩場で初めて岩登りの手ほどきを受けた…

この岩場の開拓の歴史は古く(昭和30〜40年代)にまで遡る。その時代背景から「30
〜40mロープが主流だった時代」に開拓されたわけで、殆どのルートが2ピッチに区切
るように設定されている。このことは「無理矢理ピッチを区切らなくとも、ごく自然
にマルチピッチの練習が出来る」事を意味する。

関東では、同様の岩場に「越沢バットレス」があるが、こちらはグレード的にも難し
く、支点の状態、長い懸垂下降、ロープ切断を起こしやすい岩質などから少々危険が
伴う上にアプローチが悪い。その意味で、新宿から一時間程度の、小田急線の急行停
車駅からバスで30分程度で達せられるこの岩場は貴重な存在である。

当然、これだけ便の良い岩場なので様々な問題を抱えている。近年問題となったゴミ
・駐車場問題などはその例であるが、これは一部勇士のご尽力により他では例を見な
いほどの円満解決をみた。ここで問題とさせていただきたいのは「利用者のレベル・
マナーの低下」である…

以前から、この種の問題は潜在的にあったし、僕とて「叩けば埃の出る身体」ではあ
るが、最近特に非道いのは…

・マルチピッチの途中にアンカーを取って、長時間ルートを占領する
・懸垂下降支点のOリングやワイヤーロープから、直接TRを行っている
・トップロープの確保者が2ルート3ルートを占領し、非道い場合は一壁を二人程度で占領している

他にも、ギアスリングに確保器をセットして確保している人、静加重以外止まらない
言われている投高器で新人を登らせているパーティー、安全環付きカラビナを使わず
に6mmスリング一本で単独練習している人など…恐ろしくて目を背けてしまうような光
景が日常的に展開されているのだ^^;

いったいこの岩場はいつからこんな風になってしまったのだろう。愚か者が事故を起
こして死ぬのは勝手だが、岩登りを教えるって事は「ウソを教えたら人殺しになって
しまう」可能性があるって事を念頭に当たって欲しいと思う。昔から言われている「怪
我と弁当は自分持ち」というセリフは、自分の面倒がちゃんと見られる人だけに許さ
れる言葉である^^;

以下に具体的なお願いを書きます…

・正面壁右側の通称「ビギナーズフェイス」にはおおむね三本のルートがあります。
一番右の支点を使って、一番左で(しかも自己ビレイをとって)確保していたら全て
のルートを占領してしまうことになりますので、確保位置に注意して下さい。

・同上(ビギナーズフェイス)の使用時間はなるべく短くして下さい。ここしか登れ
ない人、ここでなければ出来ない事があるのです。逆に言えば、ここがあることが広
沢寺の良さなのですから…

・右スラブの取り付き付近、クラックルートの確保支点で、右スラブの確保をするの
は止めて下さい。あなたの行為は、二本のルートを同時に占領することになります。

・マルチピッチの途中(特に1ピッチ目)を利用したトップロープは止めて下さい。や
むを得ない場合(他の場所が占領されているような場合)はなるべく短時間で済ませ
て下さい。

こういうことを書いても、これを読んでくれる人は、こういった間違ったことはして
いない(=書くことは何の解決にも繋がらない)事は分かっているのだけれども…^^;

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プラ・ナンの岩場

diamondcave.jpg
Diamond private resortから見た、ダイヤモンドケイブ全景
↑↑↑↑↑
これだけで二子山・西岳クラスの規模があり、同程度の岩場が十数カ所ある^^;
この大きな岩の、下から1/3程度しか登っていないのだから、勿体ないと言えば勿体ないが、何とも贅沢である^^

【お断り】2004年12月のスマトラ沖地震により、プラ・ナン周辺も被災。一時は休業に追い込まれた宿泊施設もありましたが、現在ではほぼ元通りに復興している模様です。

【場所】タイ国・クラビ県・ライレイビーチ

【査証】30日以内の観光目的の滞在に限り不要(パスポートの残存期間が6ヶ月以上ある場合)

【季節】通年可。5?10月が雨期、11?4月が暑気で、3月がベストシーズン。雨期と言っても、雨は夕方2時間程度のスコールで、昼間は晴れる。雨期も暑気も「基本的には毎日登れる」が、雨期には石灰岩特有の滲み出しがあり、エリアもルートも限られる。

【予算】航空機代が、ハイシーズンで10万円前後。オフシーズンで5万円前後。現地での生活費は一人当たり1,000?2,000円/日。バンガロー1棟が1,500?6,000円/日。他にタクシー代などの移動費用がグループで一万円程度。

【通貨】バーツ(1B=3円※現地レート2004/10)。基本的に現地で両替した分は全額再両替可能なので、入国したとき有り金残らず替えるのも良いかも?今回は、あちこちで両替したが、結局空港でのレートが一番良かった^^;

【言語】はっきり言おう「英語だけしっかりやっとけ!」である。我々クライマーが行く場所で英語が通じない場所はない。勿論、余裕のある人はタイ語を勉強するのも良いだろうが、タイ国の人は英語を話す人にとても親切であり良心的だ。変な英語も一生懸命聞いてくれるばかりか、困ったときには有効な方法を提案してくれることもある。この意味では米国以上に「英語が使いやすい場所」であると同時に「英語が話せて良かった」と心から思った(笑顔)

【行き方】日本からプーケット空港、またはクラビ空港へ飛び、タクシーでアオナンまたはクラビへ行き、ボートでライレイビーチ(東/西)へ渡る。ライレイビーチには、ツアーデスクは勿論、宿泊施設、食堂、コンビニ、インターネットカフェ、クライミングショップなど必要なモノは全てそろっている^^
以下は、おおよその所要時間である…

・プーケット空港(HKT)?(2:00・車(※2)?アオナン?(0:15・船(※1)?ライレイ西ビーチ(Railey west)
・クラビ空港(KBV)?(0:30・車(※2)?クラビ・チャオファ桟橋?(0:15・船(※1)?ライレイ東ビーチ(Railey east)

※1:ロングテイルボートと呼ばれる5?10人乗りの「渡し船」ようのもので、一人50?100B。1バーツは約3円(2004/10月現地レート)
※2:車は公共のタクシーか白タク。料金は、プーケット空港?アオナンが2,000B、クラビ空港?クラビ(チャオファ桟橋)が1,000B。いずれも交渉次第で多少は安くなる場合も…
※2004年11月現在、日本からの直行便が飛んでいるのはプーケット空港(HKT)のみ。乗り継ぎ便を使う場合はクラビ空港(KRB)の方が有利?

【基本情報】
http://www.thailandtravel.or.jp/
※タイ国政府観光庁の公式ページ。地球の歩き方…程度の情報ならここで充分^^

【宿泊】以前からあった安いバンガローは取り壊され、特にYaYaは爆撃の後みたいな感じ(マジ)で以前の面影はない。YaYaからDiamond Cave方面へ登っていくと、昔ながらのバンガローが残っているが、Diamond cave以外のエリアかは遠い。Ton-saiには、未だ昔風の安い宿泊施設があるらしいので、Ton-saiを中心に登るならこちらで探した方が良いだろう。
以下の宿泊施設は日本からインターネットで予約でき、設備や衛生状態も良く、各岩場へのアプローチも便利である…

http://www.discoverythailand.net/krabi/railay_village.html
http://www.discoverythailand.net/krabi/sand_sea.html
http://www.discoverythailand.net/krabi/railay_bay.html
http://www.discoverythailand.net/krabi/daicave_railay.html

【食事】バンコクの屋台ほど安くないが、何を食べても一品30?100B、思いっきり贅沢なモノ(例えば鮫のバーベキューとか)を頼んでも200B程度で、しかも美味しい。ただし衛生状態はピンキリなので「ん?」と感じた場合、ナマモノ(付け合わせやサンドイッチの野菜)はなるべく避けた方が良い。瓶/缶入りの飲み物が意外に安くて、ジュース・コーラ類は20Bくらい。
料理は特別なものを除いては一般に日本人の口に合う程度の味付けで、物足りない場合は調味料セットが付いてくるので、甘い辛いしょっぱいが自由に調節できる。また殆どのレストラン(食堂)では欧米風の食べ物(パスタ、ピザ、ハンバーガー)が安くて美味しいので、タイ飯に飽きても心配は要らない^^
自分で言うのも何だが、好き嫌いの多い僕が、一度も食べ物で不満を言わなかった(※)国はここが初めて^^;
※ただし、Railay Bay resort&spaのレストランだけはやめた方が良い。タイ国の名誉のために…何処の国でも「一軒くらいは」まずい飯屋はあるものだとだけ付け加えておく^^;

【物価】以前から言われているような「一泊500円で泊まれるバンガロー」は、もう殆ど無いし、あっても老朽化したままなので「かなりワイルドな生活」を強いられるだろう。
宿泊施設については、いわゆる竹や土の素朴なバンガローが300?500B。エアコン付のコテージだと最低でも800Bからで、平均的には1500B?2000Bほどを覚悟せねばならない。ただし、このクラスになるとエアコンは勿論、温水シャワーやミニバーまであり、一寸したリゾートのスイートルーム並。考えようによっては格安なのかもしれない^^
安いバンガローを探すなら、トンサイの方が良さそう。ただし完全南向きで暑いから、昼間は木陰のハンモックでゴロゴロ…となりかねないかも^^

諸物価だが、ライレイ西がやや高く、ライレイ東はやや安いが、ほとんど似たようなもの。
また、トンサイでは、物価は安いが為替レートが高いなど結局トントンになるように出来ている^^;
飲み物なども、レストランで頼むのと大差ないし「酒は置いていないからどっかで買って持ち込んでくれ」というレストランもある。これは商習慣の違いみたいで、飲み物の持ち込みは(大抵の場所では)嫌がられないようだ。

今回、現地で足かけ10日ほど滞在したが、宿泊費・移動交通費を含め、そこそこ良い宿に泊まったけど、二人で5万円ほどしか使わなかった。バンコクに比べりゃ高いんだろうけどね…

【おみやげ物】アオ・ナンかクラビで探した方が品数も多いし値段も安い。ただし旅の鉄則に「現地で見かけた美味いモノ/便利なモノはそこで買っておけ」というのが僕の辞書にはある。ちなみに、海岸で重宝するプラスチック製の「ゴザ」は軽いし、日本でもとても便利だからお土産にも良いだろう^^

【岩場】日本で紹介された記録や、以前から販売されていたトポは古く、掲載エリアやルート本数なども大きく違う他、現地の地理を反映していないので役立たせるには難しい。お勧めは「Rock Climbing in Thailand」で、現地価格で800B。インターネットで注文できる。
http://www.geocities.com/wee_rocks/book.html

【概念図など】
                    Gecko
    (10分)           夜通し騒げる楽
   〓←────→ライレイ・カバナ  しい場所(要蚊
   ↑      ↑         取り線香?)
   │      │           ↑
(30分)     │(5分)       │(5分)
※殆どジャング   │           │
ル。沢沿いに踏   ↓     (10分) ↓
み跡を探しなが ダイヤモンド←──────→
ら歩く;    ケイブ       YaYa↑
   │                  │
   ↓                  │
                      │
  アンダマンベイ             │
  (トンサイ)↑             │(10分)
        │             │
    ※一部フィックスロープがあるが、  │
    しっかりしたトレール(15分)   │
         │            │
         ↓            │
          ↑           │
          │           │
          ↓           ↓
         ライレイ西←──→ライレイ東
              (5分)    ↑
                      │(10分)
                      ↓
               プラ・ナンビーチ

【怪説】プラ・ナンという呼び方は、ライレイビーチ(東西に分かれる)がある「半島」部を指す。現地では「ライレイ」と呼ばれることが多く、プラ・ナンと言うと、一般にはプラ・ナンビーチを指すようだ。日本人にとって、このことが「プラナン」という場所を分かり難くしている
ビーチは大きく分けて以下の四つで()内は現地での呼び名、それぞれに複数のエリアがある。各ビーチ間の移動はせいぜい徒歩で15?30分。渡し船を使っても良いが、レンタルのシーカヤックを使ってのアプローチも楽しそうだ(100B/1時間)…

・ライレイ西(Railey west)
 …アオナンから到着する最もポピュラーなビーチ。Railay_village、Sand_sea、Railay_bayなど、リーズナブルで衛生的なリゾート(500?2,000B)を有する。エリアはTaiwand wallが最も近く、Ton-saiへの便もいい。お手軽に南の島のビーチ気分を満喫したいならここ^^

・ライレイ東(Railey east)
 …クラビから到着するビーチで、ライレイ西に比べるとマイナーな地域。お世辞にも美しいビーチとは言いがたいが、マングローブの林や、庶民的な食堂など捨てがたい雰囲気がある。Diamond caveやMuay Thai,One-Two-Threeなど初心者向けのエリアが多い。比較的、安価な宿(300?1,000B以下)を探すならここ^^

・アンダマンビーチ(Andaman/Ton-sai)
 …失われたプラ・ナンがここにある。飯は美味いし宿も昔風の安いのが沢山あるし、小さな珊瑚礁に囲まれたビーチも綺麗だ。ライレイ西から海岸づたいに高巻き道が付けられており15分程度のジャングルトレッキングで達することが出来る。ツアーデスクや小さな売店もあるので、上級者のグループが、Ton-saiを中心に登るならここがベスト!

・プラ・ナンビーチ(Pra-nan)
 …高級リゾート「Rayavadee(一泊7万円より;」が面する「これぞリゾート!」というビーチ。Escher、The Defile wallなどの中・上級者向けの好ルートが多い。一生に一度の新婚旅行なら泊まってみては^^?←とても泊まれなかった^^;;;
http://www.discoverythailand.net/krabi/rayavadee.html


【その他】タイでは値段が付いていないものに関しては値切って良いことになっているようだ。ここで紹介した金額・料金などはいわゆる「公称価格」であり、最大で50%程度のディスカウントが可能。ただし、言い値に負けてくれたら必ず買おうね、トラブルの元だから(笑;

【あると便利なモノ】蚊取り線香そのものは現地で買えるが、腰からぶら下げる携帯用のケースは見かけなかった。日本から持っていけば重宝するはすだ。

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Goodbye Salvador(6a+)

Goodbye Salvador(6a+)にオンサイトでトライする黒澤ゆ@猫の森
Goodbye Salvador(6a+)に初見でトライする、ゆりちゃん奥さん@猫の森

日付 :2004/10/19
岩場 :Krabi-Railey Thailand(プラナンの岩場)
エリア:Escher wall
ルート:Goodbye Salvador
設定/初登:Will Hair(Feb.1994)
グレード :6a+(5.10b/c)
クライマー:ゆりちゃん奥さん@猫の森
スタイル :マスタースタイル(※完登せず)
ビレイヤー:黒澤と@猫の森

プラ・ナンの岩場について:

岩と雪161(12/1993)に、安江斉氏らによって紹介された後、我が国でもすっかりお馴
染みになった「プラ・ナンの岩場」に行って来た。青い空と海、そして白い砂浜を背
景に、最高のクライミングが味わえる…はずだったんだが…暑さとジャングルに負け、
殆どビーチでゴロゴロと相成った。写真は数少ないクライミングシーンのワンショット…^^;
ここ「Escher wall」は、Todd Skinnerによる「Fever dream(8a+)」などの好ルートが
そろう。アプローチ、ロケーションともにまずまずのエリアである。

さて、この「Goodbye Salvador(6a+)」だが、グレードも手頃だし、そろそろ一本オン
サイトを譲ってあげよう…こう思ったんだが海外初の、ゆりちゃん奥さんには、少々
厳しい洗礼となってしまったようだ^^;/;_;
プラ・ナンの岩場は全体に傾斜のきつい前傾壁で構成される。グレードはフレンチで、
4〜5(5.7〜5.9)もあるにはあるが、基本的に6a(5.10a/b)からの岩場と考えた方が良い
…つまり「5.10ノーマル〜5.11-を目指すクライマーには辛い」エリアだなと思う^^;

とは言え、豊富な岩と恵まれた環境(ちと暑いが)そして美味しい食事、安い生活費
は大きな魅力だ。日本の岩場で、5.11-を数本RPし、メンバーの中に5.12クライマーが
一人二人いれば充分に楽しめる。海外遠征…などと堅苦しく考えないで「バカンスの
ついでにクライミングを楽しむ」と考えれば、きっとクライミング観みたいなものが
変わってくるだろう^^
そう、ガツガツ登るだけがクライミングじゃない…クライミングは、そこ(岩場)に
いるための口実みたいなもんさ(ダグ・ロビンソンの受け売り;

※スクールについて:
プラ・ナンの岩場は日本でイメージされているより分かり難い。仮にあなたの(グルー
プの)日本での実力が「5.11-RPやっとこさ」もしくはそれ以下の場合、現地の案内も
兼ねてクライミングスクールの利用をお勧めする。料金は半日コース(暑いのでとて
も一日は登れない;で800Bと現地の物価を考えれば高いが、日本円で2000円程度なの
で、短い滞在期間を有効に使うにはとても良い方法だ^^

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ゆりちゃん奥さんのリハビリ日記^^

【日時】2004年5月11日(火)午後17時頃
【場所】神奈川県内の室内人工壁
【壁の高さ】約7m
【クライマー】黒澤ゆり(※怪我人)
【怪我の状況】右手母指側腹靱帯損傷(亜脱臼)
【ビレイヤー】黒澤と@猫の森
【原因】たぐり落ち

【詳細】

上述のルート上、四本目のクリップを完了。五本目のクリップを試みたとき、一瞬の躊躇の後諦めてフォールしたものの、手からロープが放れなかった為、墜落の衝撃の一部(或いは全部)が右手母指にかかったため、衝撃に耐えきれなかった靱帯が伸びてしまったもの。

【直後の症状】右手全体、特に母指第二関節より下部の掌側に激痛。母指に関しては全く自力で動かせない状態

【応急処置】直後から1時間程度、冷水と氷による冷却。および経皮減熱消炎剤(モビラート)を塗布

【治療】応急処置の約一時間後、横浜市内の整形外科医で、触診とX線撮影の結果、上記症状と診断され、樹脂製副木により母指の固定を行う。翌日、自宅近くの相模原市内の整形外科医院へ転院。再度診察(触診とX線撮影)の結果、三週間以上の固定が必要と診断された。

【通院】

5/11:触診とX線撮影の結果、二週間以上の固定が必要とされた。樹脂製副木による固定のうえ、減熱消炎剤、ボルタレン、胃腸薬を三日分処方される。睡眠時にはあまり痛まなかったようであるが、右手指は五本とも殆ど動かせない。
5/12:触診とX線撮影の結果、三週間以上の固定が必要と診断された、右手指は五本とも殆ど動かせない。
5/14:減熱消炎剤を処方される
5/21:触診と問診
5/28:触診と問診
6/1 :入浴時に固定を外し、自発的に動く範囲でリハビリを開始(一日一回)。この日は指の曲げ伸ばしのみ
6/2 :スポンジボールを使ったリハビリを開始。母指を除く四指で潰すのがやっと
6/4 :固定を外し、積極的なリハビリを開始。母指は第一関節がようやく動く程度
以後、6月下旬まで週に一回程度、理学療法(超音波治療器)に通院。

【家庭内リハビリ】

温浴時:スポンジボールを使った握力快復
平時 :クルミを使った握力と機能回復
その他:経絡治療(鍼灸)による全体治療および局所治療

【経過】

6/9 :スポンジボールを瞬間的に潰せるまでに握力が快復した
6/10:日常の力のいらない動作は殆どこなせるようになった
6/21:事故後、初めてインドアクライミングジム(ストーンマジック)で試登
6/28:インドア(ストーンマジック)でのトレーニング
7/3 :広沢寺の岩場にて「一般ルート右(IV)、一般ルート中央(IV+)」をフォロー
7/4 :河又の岩場にて「忍吉98(5.9)」をTRでノーテンション
7/10:広沢寺の岩場にて「一般ルート右(IV)」など二本をフォロー
7/17:広沢寺の岩場にて「一般ルート右(IV)」をフォロー
7/23:ストーンマジックにて、5.9のリードルート一本をRP
7/26:ストーンマジックにて、5.9のリードルート二本をRP
8/1〜2:北岳登山(白根御池にて幕営〜大樺沢上部まで)…二年ぶりの山歩きにヘロヘロ君となる^^;
8/6 :ストーンマジックにて、5.10bのリードルートをフラッシュ*^_^*
8/9 :ストーンマジックにて、ボルダー4級(赤#7)を完登\*^_^*/
8/21:河又の岩場にて「忍吉98(5.9)」をRP。復帰後初の自然壁RP*^_^*v
8/21:河又の岩場にて「ギザギザハート(5.10c)」をTRでトライ。核心を解決するも終了点まで到達できず。身体バキバキ^^;
8/30:ストーンマジックにて、5.10cのリードルートをフラッシュ*^_^*やりぃ
9/5 :ストーンマジックにて、事故後初めて5.11aのリードルートにトライ(TR)するも、核心解決せず^^;次見とれよ〜;
9/7 :丹沢で、沢登り(源次郎沢)デビュー^^v
9/12:河又の岩場にて「ギザギザハート(5.10c)」をTRでトライ。終了点まで到達するもワンテン地獄^^;
9/20:ストーンマジックにて、リードリード壁の5.11a(設定:飯山健治)にTRでトライ。ワンテンで終了点到達v^^;
9/25:ストーンマジックにて、リードリード壁の5.11a(設定:飯山健治)をRP!怪我後、初イレブン^^v
10/8 :ストーンマジックにて、ツインモンスター壁の5.11a/b(設定:柴田晃一)にトライ。ダイノ系の動き&ガストンホールドの連続に手も足も出ず;_;
10/6 :ストーンマジックにて、ツインモンスター壁の5.11a/b(設定:柴田晃一)にトライ。ビデオクリップによるイメージトレーニングの後、どうにか終了点までv^^;
10/11:ストーンマジックにて、ツインモンスター壁の5.11a/b(設定:柴田晃一)をRP^^v

【ゆりちゃん奥さんのコメント】

2004/8/9:とりあえず、怪我前のボルダー最高グレードに戻る。終了点で謎の足ブラ。スポンジ一個潰れなかった頃に比べれば大感激*^_^*v
2004/8/30:フラッシングの自己最高グレード。途中で落ちてもいいや…と思ったのに、思わぬ声援があったので頑張っちゃいました*^_^;
2004/9/25:よく考えてみるとインドアでは怪我前にもイレブンは登れてなかったので、正真正銘インドア初イレブン*^_^*部分的に腹筋の無さが露見した箇所もあったが、取り敢えず次回は5.11ノーマルにトライするぜい*^_^*v
2004/10/11:インドアでの自己最高グレード更新v^^これでスッキリしてタイに新婚旅行に行けまーす^^vps.次は二子だ^^

【事故のポイント】

ビレイヤーは、クリップ出来ずにフォールしたのを見届け、即座にビレイ体制に入ったが、手からロープが放れていなかった事は気づかなかったため、通常の前傾壁でのビレイ同様、衝撃を最大限度吸収すべく初動と共に身体を浮かして墜落者の身体を流した。このとき、衝撃が二回かかった記憶があり、そのどちらか(おそらくは一回目)のタイミングで母指に荷重がかかったものと思われる。
仮に母指への衝撃が一回目の加重だとすれば、その加重は最大限(約3m)流しているので、母指へのダメージは最小限に止めたものと推定される。
この事故の大半の原因はクライマーにある。たぐり落ちが危険なのは言うまでもないが、掴んでいたロープは慣性の法則により墜落者と同じ速度で落下する。故に両足が離れてしまった場合は、ロープを放すだけでは充分ではなく、積極的に手を振るなどしてロープを身体から放す必要がある。これは足などでロープを巻き込んだ場合も同様である。

【結論】いかなる場合においても「両足が離れる前に」ロープを身体から放す。これが原則であり、被害を最小限に食い止めるものである。この種の事例は重篤な怪我を引き起こす場合が多く、良くてロープバーン(火傷)、悪ければ靱帯断列は勿論、手指等の切断も起こりうる。また珍しい事例としては、ロープを口に銜えたまま墜落して前歯を二本折ったケースもあった。落ちるときに大きな声を出すのは正しい(?)

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ホテル二子(5.11c)

ホテル二子(5.11c)をトライ中の高橋ゆり
ホテル二子(5.11c)トライ中の高橋ゆり。三本目の小核心部下のクリップ…

日付    :2004/4/8
岩場    :二子山
エリア   :弓状エリア
ルート名  :ホテル二子
設定/初登 :長嶋睦夫
グレード  :5.11c
クライマー :高橋ゆり
スタイル  :まだ登れてない(苦笑;
ビレイヤー :黒澤と@猫の森

記:黒澤と@猫の森

二子通に「ラードマンの鐘」と呼ばれるコルネの左からスタート。
殆どがガバの連続…と聞いていたのでオンサイト狙い満々だったが、
三本目のクリップの先に小核心…ちょっと悪いなーと、ピピーンと来るモノはあった
が「まだ出だしだし、こんなモンで止まるだろう」と好い加減に手を出したが運の尽き…
見事にテンション入ってしまった(苦笑;

さて、バック&フットで休める、いわゆる「民宿」と呼ばれる場所。手だけは完全に
休める。お楽しみはここからで、民宿から「ホテル」へ…ここにイレブンを感じるムー
ブが集中していると見て良さそうだ。

ところで、この週はまるまる一週間「二子三昧」だったが、帰って来てインドアへ行っ
たらさっぱり登れない…傾斜に対応する力がなくなっている感じだ^^;
自然壁とは、かくも傾斜が弱いのか…そう言えば、このルートに手を付けたのも合宿
の五日目…そーだそーだ、手が弱っていたことにしよー^^;

つーわけで、次回は一撃するかんねー^^v

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